輸入壁紙専門メーカーのテシードの新しいカタログに、プロジェクトの事例が掲載されました。
東側壁面は、窓とモールディングの位置バランスに苦労しました。美しい幾何学模様の壁紙(テシード)をアートを飾るようにシンメトリーにこだわりました。
撮影/名和真紀子
輸入壁紙の施工写真
ダイニングからリビングをみる
既存の丸窓のデザインを活かして。
メインの造作書棚はグレージュ。既存の収納は白。シンプルなシルバーの取っ手で揃えることで統一感のある空間にしました。
撮影/名和真紀子
ダイニングのペンダントは、モダンなHERE COMES THE SUN。
甘すぎないシンプルなメダリオンとのコラボがモダンな印象になりました。
撮影/名和真紀子
2階リビング。造作書棚は、飾るものが引き立つようにモールディングとグレージュの色にこだわりました。経年変化の美しい無垢ドア、框扉と床はフレンチヘリンボーン貼りで更にエレガントな空間に。白い塗装壁は、プロジェクタースクリーンに併用。アートはN様留学先の校舎とオットー・ワーグナーを飾る
イギリスに駐在されていた、お祖父様から受け継いだ大切な本を造作書棚にお客様の思い出の品と一緒にスタイリングしました。ウィリアム・モリスの哲学書の表紙が息をのむほど美しい。
撮影/名和真紀子
既存の天井梁はそのままに、新たに付梁と円形の折り上げ天井を造作して、ゆるやかにリビングをゾーニングしました。天井高2.3mと高くありませんが、起伏のある天井にすることで、表情が生まれます。折り上げ天井のベース面には、グレージュ、ラインにはゴールド。厚みのあるクッションをスタイリング。目を引くデザインのシャンデリアはRH。空間を引き締める黒の大きなランプはAshley。アールデコのエスプリを効かせてます。
撮影/名和真紀子
窓には空間が甘くなり過ぎないように、
ドレープでなくすっきりとした3D調光スクリーンFUGAを採用。
ノミネート No.10 みねぎしくみ
【思い出や物を大切にする家】
《living Dining》
モダンなスタイルの中に華やかな装飾デザインをプラスしたリビング空間。
壁紙がアートのように飾られています。
曲線の特徴的な幾何学柄が照明や天井の曲線とリンクし上品でやわらかい印象に。
ホワイトを基調とした明るいトーンで居心地の良い空間に仕上がっています。
スケルトンリノベーションの設計デザインからインテリアコーディネートの
ご依頼のプロジェクト。
N様からは
「思い出の品を大切にする、という生き方を尊重して下さったのが嬉しかったです」
快適な住環境と受け継がれる大切な思い出とアールデコのエスプリが効いた
上品で洗練された空間になりました。
撮影/名和真紀子
ご協力してくださったお客様、工事の皆様、メーカー様、
名和さんありがとうございました。
2022年度、一次審査を通過したノミネート作品は10件。
下に掲載した10作品をご覧いただき、
あなたが「美しい」と感じたインテリア実例にぜひ投票してください!
※投票締切は10月14日(金)23:59まで
※投票は1人1回です。
https://cs.hearst.co.jp/form/pub/hearst/stylingdesign2022...
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