佐藤オオキさんデザインプロデュースの
KASHIYAMA DAIKANYAMA
仕事場だったy'sビル
2階のあの左側の窓が設計部でした。
30年前のバブル期から
変わらずスタイリッシュなファサード。
デパートや駅ビルの全てを、新規や
リニューアルする店舗設計の会社で終電近くまで働いていました。
施工部隊や営業、設計部でメニューをまわしてセンダイヤさんで
よく出前を頼んでいました。
青焼、ドラフター、時間のかかるカラーコピー機。
デパートや駅ビルのプレゼン前には
設計部総出で、
カラーコピーの縮尺を何度も補正しながら
イメージ写真を何十枚の黒いプレゼンボートに貼っていました。
店舗設計は、
工期がいつもタイトな仕事です。
とにかく忙しくて華やかで刺激的で
充実した毎日。
ブライスの可愛いお店が出来てました。
あの頃、気分転換に同潤会代官山アパート辺りをふらっとするのが好きでした。
異次元の世界に来たような、ここだけ違う空気が流れる場所でした。
小学校の給食のパンをおろしている小さな古いパン屋さんの惣菜パンが懐かしい
この石垣の横を歩いてました。
今でも、ここだけの静寂と、湿っていてひんやりとした気持ちのいい感覚が蘇ってきます。
（写真をお借りしてます）
同潤会代官山アパートは、代官山駅から見上げる形の丘の上に建てられており、傾斜地の地形に沿って大小合わせて多くの住棟があった。全部で36棟、337戸が設けられていたという。老朽化のため建物群は1996年に解体され、跡地には代官山アドレスが建設され、超高層マンションとショッピングモールの街並みが現れた。再開発準備組合があった中心部の建物前の広場的空間左：23号館（文化湯が併設）、右：29号館同潤会代官山アパート所在地：渋谷区代官山町17建設年：1925（大正14）構造・階数：RC・2〜3F解体年：1996（平成8）Photo1996.4.273階建ての住棟老朽化して建て替えられることが予想されていたからか、補修等はあまりされていなかった。
30年前と変わらない場所
昔のわたしが買い物に来てました。
猿楽町〜代官山
時々、何かを確かめたくて
ただふらっと
来てしまう場所。
そんな大切な場所ってありますよね。
懐かしい街を歩きながら、
毎日関わっている自分の居る空間や
環境やインテリアも
今の自分を創っていくと感じました。
そして、自分の歴史になっていく。
今と未来を創っていく
インテリアを一緒に、見つけてみませんか。
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