『ローカルであり、モダンである。』
まさにその言葉が心に残りました。
【柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年】
ぎりぎりになってしまいましたが、
夕方に滑り込みました。
印象に残ったのは、
特設アートショップでは昔はどこの家にもあった懐かしいファブリックに出会う。
まさに受け継がれる民藝デザインだと
感じました。
東京の駒場にある日本民藝館に行ったことがありますか。井の頭線の駒場東大前駅を降りて、近代文学館の少し手前に日本民藝館はあります。大谷石となまこ壁の建物が周辺の緑と調和して美しいたたずまいです。
日本民藝館には、創立者柳宗悦によって集められた日本や海外の素晴らしい民藝品が展示されています。柳は無名の職人の手によって作られ、庶民がふだんに使う日用の生活品の中に真実の美を見出し、それを民藝品と名づけました。
そして昭和8年12月、地方の民藝品を振興し、現代生活に適したものとして普及するための店として、東京の銀座にたくみ工藝店が作られました。それ以来70余年にわたって、たくみは日本や海外の民藝品や手仕事の品々を育て拡めるために努力をつづけてまいりました。
民衆が創り出した美しいデザイン。
民藝。
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