ポンペイ展2022→お隣の東京都美術館へ
平日の夕方で空いていたのでオンラインチケットを購入しました。
お目当てはもちろん
フェルメール《窓辺で手紙を読む女》を修復後、所蔵館以外で世界初公開。
今回は、ガイドも借りずに急ぎ足で鑑賞しました。
なかでも印象的な絵画はヤン・ダヴィス・デ・ヘーム(1645年)
ブリューゲル父の作品かと勘違いしました。
のちに調べてると繋がっていたのに感激しました。
黒の背景に生を感じる精緻な美しい絵画。
【花瓶と果物】
デ・ヘームはユトレヒトに生まれ、1629年にレイデンに移ってからはクラースやヘダに触発されて、モノクロームに近い色調で書物や簡素な軽食図を描いていました。しかし、36年にアントウェルペンに移住してからは、ダニール・セーヘルス(1590-1661年)という画家から決定的な影響を受け、華麗な静物画家へと変身していったのです。
このセーヘルスは、花の画家として知られるヤン・ブリューゲル(1世)を師として育った画家です。セーヘルスは師の繊細な描法をさらに洗練させて成功した画家であり、最も得意としたのが花にかかわる作品でした。デ・ヘームは、このセーヘルスから、透明で華やかな色彩、変化に富んだ構図を貪欲に吸収していきました。そして、それを独自の画風に昇華させたところにデ・ヘームの才能の輝きが感じられるのです。mariさんのページ
ここ数年からオランダ絵画やフランドル絵画に惹かれています。
《窓辺で手紙を読む女》
あの美しい装飾窓の部屋で繰り広げられる世界
画中画がないのは、
やはりフェルメールらしくないのでしょう。
レンブラント・ファン・レインの作!だとされていたそうです。
ますますミステリアスです。
https://artsandculture.google.com/story/zAURyEovxv2qIw?hl=ja
手前に描かれている美しいブランケットやファブリックの
手で感触を感じられそうなほどの表現でした。
これで、フェルメールは世界の美術館にあるフェルメール作品
確かMETとルーブルで
私は、13/35になりました。
いつかコンプリートしてみたいです。
17世紀オランダを代表する画家ヨハネス・フェルメールの《窓辺で手紙を読む女》は、窓から差し込む光の表現、室内で手紙を読む女性像など、フェルメールが自身のスタイルを確立したといわれる初期の傑作です。1979年のX線調査で壁面にキューピッドが描かれた画中画が塗り潰されていることが判明、長年、その絵はフェルメール自身が消したと考えられてきました。しかし、その画中画はフェルメールの死後、何者かにより消されていたという最新の調査結果が、2019年に発表されました。
本展では、大規模な修復プロジェクトによってキューピッドの画中画が現れ、フェルメールが描いた当初の姿となった《窓辺で手紙を読む女》を、所蔵館であるドレスデン国立古典絵画館でのお披露目に次いで公開します。所蔵館以外での公開は、世界初となります。加えて、同館が所蔵するレンブラント、メツー、ファン・ライスダールなどオランダ絵画の黄金期を彩る珠玉の名品約70点も展示します。
ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展
東京都美術館 企画展示室 https://www.tobikan.jp/
2022年2月10日(木)〜4月3日(日)
0コメント