ノリタケの歴史は、日本の洋食器の歴史に重なります。明治の赤レンガ建築に黎明期の息吹を感じてください。
ここは「近代陶業発祥の地」赤レンガ造りの工場から世界へ、ノリタケが送り出されたのでした。
森村市左衛門によって設立された貿易会社「森村組」は陶磁器製造のため、1904年(明治37年)に日本陶器合名会社の最初となる工場を建設しました。1975年(昭和50年)まで稼動したこのしっとりと風情のあるたたずまいが印象的な赤レンガ造りの建物は、まさに日本の洋食器の歴史を象徴するものです。ゆっくりと界隈を散策して、当時の雰囲気にひたってみてはいかがでしょう。
「ノリタケの森」には約22,000㎡もの緑地があります。周囲も合わせて6,000本以上の樹木が植栽されています。 都市の中に自然を創出するため、自然を構成するさまざまな要素を配置し、野鳥、昆虫など、野生の生き物が住みやすい環境を整えています。 2011年夏の調査では、鳥類が9種、昆虫類は13種、また植物は200種類以上確認されています。
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